【2024年】おすすめのバウンサーは?バウンサーの用途やメリット、注目モデルを紹介

育児グッズ

  • バウンサー

2024/04/19

自然な揺れで赤ちゃんをあやしてくれる「バウンサー」。育児にマストなものではないものの、子育て中のママ・パパからの人気は絶大です。

そこで今回は、赤ちゃんをあやしたり、寝かしつけをしたりするにも役立ち、ママ・パパの自分時間の捻出を助けてくれるバウンサーについて、日本トイザらスのベビー商品部 シニアバイヤーの大河平 里砂がおすすめの理由や選び方を解説します。後半では注目モデルも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

<教えてくれた人>

日本トイザらス株式会社 ベビー商品部 シニアバイヤー 大河平 里砂

トイザらス・ベビーザらスでは、忙しい日々の中でもお子さんとの時間を豊かに過ごすための商品をたくさん取り揃えています。バウンサーは子育て中のご家庭にとって便利なアイテムの一つ。 専門のスタッフが製品の特徴を丁寧にご説明いたしますので、ぜひお店に見にきてくださいね!

トイザらス・ベビーザらスでは、忙しい日々の中でもお子さんとの時間を豊かに過ごすための商品をたくさん取り揃えています。バウンサーは子育て中のご家庭にとって便利なアイテムの一つ。 専門のスタッフが製品の特徴を丁寧にご説明いたしますので、ぜひお店に見にきてくださいね!

バウンサーとは?

バウンサーは、赤ちゃんの重みや動きによって、自然にバウンドしたり、大人が手で揺らすことで揺れたりする簡易椅子です。比較的床に近い位置で、ママ・パパに代わって赤ちゃんをあやしてくれます。

さまざまなデザインのバウンサーがありますが、大人が抱っこして揺らすときのような自然な揺れで、赤ちゃんをご機嫌にしてくれる育児ツールであることはどれも同じ。また、バウンサーのほとんどは軽量で、首がすわっていない新生児期から使えるタイプもあります。
「赤ちゃんがぐずってほかのことが手につかない」「ワンオペで目が離せず、お風呂に入ることすらままならない」といった、ママ・パパの育児の困り事解決に役立つアイテムです。

バウンサーの主な種類

バウンサーには主に3つの種類がありますが、「バウンシングタイプ」が主流です。種類は少ないながらも、「ロッキングタイプ」と「電動タイプ」があります。それぞれの特徴は下記のとおりです。

バウンシングタイプ

バウンサーの中で最も多くを占めるバウンシングタイプは、赤ちゃんの体重や動きで自然に揺れることができます。赤ちゃんが乗ると自重で上下に動くほか、手足を動かしても軽い揺れが起こります。赤ちゃんが座る部分と、それを支える台座部分だけのシンプルなつくりで、軽量・コンパクトが特徴。サッとたたんで持ち運べ、狭いスペースにも立てかけて収納できます。

自宅内で部屋から部屋へ移動することが多いご家庭や、帰省や旅行に持っていきたい場合はバウンシングタイプがおすすめです。価格は5,000円程度から、シート生地や機能にこだわった2万円台のものまで幅は広めです。

ロッキングタイプ

ロッキングタイプは、赤ちゃんの体重や動きに連動するのではなく、大人が手動で動かすゆりかごのようなバウンサーです。一度揺らすとしばらくゆっくり揺れ続けます。バウンシングタイプが基本的に縦揺れなのに対して、ロッキングタイプの揺れは前後左右になっているのも、大きな違いでしょう。

揺れ止めのロックをすれば動きを止めることができ、腰がすわったらリクライニングを起こして食事用の椅子として使えるものや、日よけの幌やおもちゃがついている多機能なタイプも。バウンシングタイプよりスペースは必要なものが多いですが、長い期間、多くの用途に使いたいというご家庭に向いています。
ロッキングタイプの価格は、5,000~1万3,000円が目安です。

電動タイプ

電動タイプは、ゆりかごのような揺れを自動的に再現してくれるバウンサーです。ママ・パパが家事や上の子のお世話との両立に忙しく、何度も揺らしに行く暇がないときや、できるだけ赤ちゃん一人でご機嫌でいてくれる時間を長くしたいときにおすすめです。

揺れ方のバリエーションも豊富で、音楽が流れるものや見守りカメラがついているものもあります。難点は、手動タイプに比べて値段が高くスペースを取ること。また、電源が必要なため、置き場所も限定的です。
電動タイプの価格は1万5,000~5万5,000円と、3タイプの中では最も高価です。

バウンサーとハイローチェア(ハイローラック)との違い

バウンサーの購入を検討する際、よく比較対象になるのが「ハイローチェア(ハイローラック)」です。どちらも赤ちゃんを乗せて使え、近くで見守りながら家事などをするのに適した育児アイテムですが、どのような違いがあるのでしょうか。

目的

バウンサーが赤ちゃんをあやし、ご機嫌に遊ばせるためのアイテムであるのに対して、ハイローチェア(ハイローラック)は赤ちゃんを寝かしつけるのが主な目的として作られました。

使用期間

バウンサーは生後3週間から2歳くらいまで、ハイローチェア(ハイローラック)は生後すぐから長いものでは4歳くらいまでが使用の目安です。ただし、バウンサーは耐荷重を超えると転倒や破損の危険が高まるため、目安となる使用期間内でも赤ちゃんが成長してきたら使用を控えましょう。

■バウンサーとハイローチェア(ハイローラック)の使用期間の目安

高さの変更

バウンサーは自重で揺れるため、万が一の危険を考慮して高さを切り替えられないものが多く、切り替えできるものも、その範囲は限定的です。
一方、ハイローチェア(ハイローラック)は、新生児期から使える簡易ベッドとして使用できます。ねんね期は赤ちゃんを乗せたままおむつを替えたり着替えさせたりといったお世話をするため、大人の腰に負担がかからないよう高さを調整できるものが多いです。月齢が低いあいだはハイローチェア(ハイローラック)を高くして使い、自力で動けるようになってからは降ろしやすいように低くして使うのが一般的です。

リクライニング機能

バウンサーのリクライニング機能は、赤ちゃんの体重によって角度を選ぶものがほとんどです。体重が軽い時期は、フルフラットに近い位置までリクライニングを深く倒した「くつろぎモード」や「リラックスモード」にします。首がすわってだいぶしっかりしてくる生後3~4ヵ月頃からは角度をつけて自重で動かせるように。なお、一部には、地面と水平になる角度までリクライニングを倒せるタイプもあります。
一方のハイローチェア(ハイローラック)は、リクライニングの角度を変えることで、新生児期の簡易ベッドから、腰がすわった生後6ヵ月頃から離乳食用の椅子に、さらに角度をつけて食事用椅子として活用できるものが一般的です。

重さや大きさ

構造がシンプルなバウンサーはあまりかさばらず、中には薄く折りたためるものもあります。使わないときはたたんで、部屋の隅などに置いておけば邪魔になりません。
ハイローチェア(ハイローラック)は、生後すぐのやわらかな赤ちゃんの体を包み込んで守れるように厚みがあるクッションを使用していたり、離乳食を食べるためのテーブルがついていたりと多機能な分、サイズは大きめです。ベビーベッドよりは小さいものの、決してコンパクトではありません。キャスター付きの4本脚で室内を移動できますが、動線もそれなりのスペースを確保しておく必要があるでしょう。

値段

バウンサーは使える期間が短く、機能が限定的な分、値段はハイローチェア(ハイローラック)より低価格です。
多機能で使える時期が長いハイローチェアは値段が高めです。

バウンサーを利用するメリット

バウンサーは、本格的に育児が始まる前にそろえておきたい必須アイテムではありません。しかし、使用している先輩ママ・パパからは、「あって助かった!」という声が多く、お役立ちアイテムであることは間違いないようです。
では、実際にバウンサーを利用するメリットにはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの気分転換になる

授乳やおむつ替えも済んで、特に理由もなく赤ちゃんがぐずっている場合、同じ場所に同じ姿勢でいることに飽きている可能性があります。自力で動けない赤ちゃんは、泣いて訴えるしかありません。バウンサーに乗っている赤ちゃんは、常に心地良い揺れを感じながら、ご機嫌で過ごすことができます。

ママやパパが自分の時間を確保できる

新生児のうちは、寝かしつけと授乳、おむつ替えが3〜4時間おきに繰り返されるため、ママやパパは大忙し。赤ちゃんのお世話をして、赤ちゃんと同時に寝て……と、しばらくは赤ちゃん中心の余裕のない生活が続きます。

特に日中はママやパパ、どちらかしかお世話ができないワンオペのご家庭では、一人で育児をしながら家事もしなければなりません。「お風呂に入るのもままならない」「何ひとつ片付かないまま、気づいたら夕方」と、途方に暮れてしまったという経験も多いでしょう。

自重で楽しめるタイプのバウンサーであれば、赤ちゃんが一人で機嫌良く過ごすこともでき、その間にママやパパが家事を進めたり、ほんの少し自由な時間を確保したりすることができます。

寝かしつけにも活用できる

バウンサーは基本的に「あやす」目的で使われていますが、少し動くだけで心地良い揺れがあるため、赤ちゃんがいつの間にか寝てしまうことも…。赤ちゃんをひたすら抱っこで寝かしていたママ・パパにとっては、寝かしつけの負担を軽減するツールとしてもおすすめです。ただし、バウンサーに赤ちゃんをずっと寝かせたままでいるのは危険ですのでやめましょう。

バウンサーを利用するデメリット

育児に役立つバウンサーですが、デメリットもあるようです。考えられるバウンサーのデメリットには、下記のようなものがあります。

バウンサーを嫌がる子もいる

赤ちゃんの性格や性質は、当然ながら一人ひとり異なるため、バウンサーが好きな子ばかりではありません。赤ちゃんによっては、ママやパパの手を離れてバウンサーに座ったとたん泣き出してしまう子もいます。どうしてもフィットしない場合は無理に座らせず、少し時間を空けて再チャレンジすることをおすすめします。

バウンサーでしか寝なくなることもある

赤ちゃんがバウンサーを気に入りすぎて困るパターンも考えられます。昼間、授乳やおむつ替え以外のほとんどの時間をバウンサーで過ごしていると、「バウンサーに乗る=寝る」というパターンができてしまう場合も。

赤ちゃんの成長のためには、夜はしっかりお布団で眠ることが大切です。生後3〜4ヵ月を過ぎたら、バウンサーの本来の役割である、あやしに特化した使い方に切り替えましょう。

バウンサーを利用する際の注意点

バウンサーは、正しい使い方をすればママやパパの育児をサポートしてくれます。利用の前には、下記のような注意点についても知っておく必要があります。

月齢に合わせた使い方をする

バウンサーは、赤ちゃんの安全のため、月齢と耐荷重に合わせて利用することが大切です。首がすわっていないうちから、リクライニングを起こしての使用はやめましょう。生後すぐはフラットな角度で使い、成長に応じて角度を調整するようにします。
また、赤ちゃんの成長には個人差があり、使用期間内の月齢であっても体重がオーバーしていることもあります。耐荷重を超えると転倒などのリスクが高まるため、必ず耐荷重と赤ちゃんの体重を照らし合わせて確認するようにしてください。

長時間の使用は控える

バウンサーはあくまでも椅子として作られているため、長時間の使用は想定されていません。赤ちゃんが眠ったのを確認したら、バウンサーではなく布団などに移動して寝かせるようにしましょう。

こまめに様子を見る

月齢が低いからといって油断していると、赤ちゃんが想定外の動きをして落下しないとも限りません。実際にバウンサーの誤用による転落事故も起きており、ベルトを装着していない状態で寝返りを打ったことで窒息の危険もあります。必ずベルトをして平らな場所に置き、目が届く範囲で使用するようにします。
なお、月齢が低くても、足でバウンサーを蹴った拍子に落下する場合があるため、寝返りの有無にかかわらずベルトの装着は必須です。

バウンサーを選ぶ際のポイント

バウンサーを選ぶ際に、必ずチェックしたいポイントがあります。ここでは、バウンサー選びのポイントを3つご紹介します。

使用可能な期間

バウンサーの使用期間は、生後3週間から2歳頃までが一般的ですが、商品によって異なります。中には使用可能な期間が短い商品もあるため、使いたい月齢に合わせて購入するバウンサーを絞り込みましょう。

お手入れのしやすさ

赤ちゃんはとても汗かきです。バウンサーでせっせと手足を動かしていて、気づいたら汗だくになっていることも。ミルクの吐き戻しやよだれ、おむつの横もれなどもよくあります。
赤ちゃんが過ごす場所をいつも清潔に保ってあげられるように、シートの着脱が簡単で丸洗いできるものや、汚れが染み込みにくく洗ったときに乾きやすい素材のものを選ぶのがおすすめです。

デザインや収納性

バウンサーはリビングなどに置いたまま使うので、部屋のインテリアにマッチするかどうかも重要です。室内のインテリアはシックな色合いで統一しているなら、バウンサーもそれになじむ色合いのものを選ぶなど、楽しみ方はいろいろあります。

また、バウンサーを旅行や実家に持って行くことが多い場合、収納性のチェックも忘れずに。軽量でコンパクトに折りたためるタイプであれば、車のトランクに容易に載せられます。

トイザらス・ベビーザらスのバイヤーがおすすめするバウンサー

ここからは、たくさんのママ・パパのバウンサー探しをお手伝いしてきた、トイザらス・ベビーザらスのバイヤーがおすすめするバウンサーをご紹介します。どの商品もトイザらス・ベビーザらスだけの限定カラーです!

マタニティから使える!赤ちゃんの居心地にもこだわったワイド設計【助産師さん監修(※)】
ピープル テディハグGrand Swing+(プラス) アイボリー

<商品概要>
商品名:ピープル テディハグGrand Swing+(プラス) アイボリー
本体サイズ:W510×D590~740×H320~500mm
対象年齢:1ヵ月~大人/体重70kg以下
重さ:7kg
リクライニング角度:4段階(約40°、50°、60°、80°)
素材:フェイクレザー

かわいらしいデザインが魅力の「テディハグGrand Swing+(プラス)」は、赤ちゃんの最高の居心地を追求し、抱っこの優しい揺れを再現したスイング機能(揺れ幅6段階調節可能)とゆったりとしたワイド設計の座面が特徴です。
大人はマタニティ期からおなかをラクにして座れ(耐荷重70kg)、赤ちゃんは生後1ヵ月頃からリビングベッドやバウンサーとして、そして首がすわった3~4ヵ月頃にはベビーチェアや離乳食チェアとして使用もOK。さらにキッズチェアとしても利用できる5WAYロングユース設計です。
大人でも使用でき、授乳にも便利。助産師さん(※)監修のサポートガイド付きだから、使い方もわかりやすく、新米ママ・パパの心強い育児サポーターになってくれます。

※監修:助産院母魂 天満屋敷 千幸助産師

バウンサー機能付きなので、リビングベッドとしても使えます。

お手入れのしやすいフェイクレザー。おなかのベルトはさまざまな体形にフィットし、優しくサポート。

<トイザらス・ベビーザらス限定ポイント>
どんなリビングにも違和感なくマッチするシンプルなアイボリーカラーは、トイザらス・ベビーザらス限定です。

デザイン性と、さっとたたんで持ち運べる利便性が魅力!
ピジョン バウンサー ウギー チャコールグレー

<商品概要>
商品名:ピジョン バウンサー ウギー チャコールグレー
本体サイズ:W430×D745×H500/560/620(展開時)、W430×D890×H120(折りたたみ時)
対象年齢:1ヵ月〜30ヵ月/体重15kg以下
重さ:2.7kg

長く日本の子育てを応援してきたピジョンの日本視点で作られたバウンサー「ウギー」は、しなやかな曲線のフォームで、リビングをおしゃれに彩ります。ローポジションでは1ヵ月から使用でき、独自のヘッドピローで不安定な首をサポートしてくれるので安心です。首がすわったらミドルポジション、腰がすわわったらハイポジションと、成長に合わせて目線を上げながら使い続けられます。
また、簡単に折りたためて持ち運びしやすい取手付きなので、旅行や帰省にも便利です。

シートの素材は3層構造。汗などの湿気も蒸発しやすい仕様になっているのでお手入れも楽々!
フレームには赤ちゃんの手足があたっても痛くないよう、やわらかい素材を使用。洗濯時などにカバーは簡単に取り外せます。

<トイザらス・ベビーザらス限定ポイント>
インテリアにマッチしやすい落ち着いたチャコールグレーは、トイザらス・ベビーザらスだけのオリジナルカラー!

バウンサーの使用期間は短いものの、フィットすれば大活躍!実物をさわって検討しよう

バウンサーは、赤ちゃんのお昼寝の寝かしつけや、ママ・パパが家事で手が離せないときの一時的な居場所になるなど、活用シーンも多いアイテムです。使用期間はハイローチェア(ハイローラック)やベビーカーに比べて短めですが、手がかかる時期の育児をサポートしてくれる頼れる存在でもあります。
バウンサーにはさまざまなタイプが販売されていますので、まずは実物を見て、使用イメージを膨らませてから購入を検討してみてはいかがでしょうか。